2013年1月25日金曜日

悪い予感

目覚めたらもう午後の2時を回ってるやん。まず
夢が面白すぎで寝過ごしてしまうのは、トビーの専売特許だと思ったけど、
今日はその癖が私に移ったらしいです。
まったく

どんな内容だっけな、思い出そう

確か最初のシーンで私はトビーと一緒にサンフランシスコのどこかのカフェに行った。
おお、その前の夢も思い出したぞ、確かブリトーをどこかの船着き場みたいなでも、
そんなに古い感じのところではなく、最近できたショッピングモールもついているような観光船の船着き場で、お客は比較的年寄りばかり
そうブリトーをそこで売ってた。で、ぜんぜん売れなくて。
私の店の向かいに確か2件のベンダーがいて、左隣がケンピン芋屋で、そっちの方がよく売れてて、そこのおじさんが慰めてくれたり。
で、ブリトー屋だったはずなんだけど一人の若いOL風の客がやっと来て、レッドカレーが食べたいという。私はそのオーダーが欲しかったので受けるが時間が少しかかると伝える。彼女は仕事が終わったらとりにくるというので、私は二階の店から下へおりグロサリーストアのようなところでレッドカレーの缶詰を買う。
味見したところとてもおいしかったので、お、これでいいやと少し安心。
そこで、店の外を出たところだった。

先ほどのシーンサンフランシスコのカフェにいた。
時間は夜、小さな店で人々は立ったり、テーブルの上に座ったりして、ピザとビールを楽しむような店。壁は真っ白。
その店の壁ぎわに一人のグレーのスーツ姿の男がテーブルに腰掛け壁に背をもたれたようなリラックスした格好で人々に「俺は歌が歌いたいんだ」と言っている。
「歌が歌いたいって!」人々が反応する。 で、私は「じゃあ私がギターを引くから歌いなさいよ」と言うと、店員らしき若くてがたいのしっかりした男が、「うちにギターないけどちょっと待って、と言って隣の店、(なんの店だかわからないが靴を修理する店のような構えの店だった)にギターをかりに行く。そこの老主人がなかなかいいギターを手渡してくれた。さて、と思い二人でカフェに戻ろうとすると、先ほどの男が店を出るところ
「なんだったらみんなでうちに行こう、おまえらも来い」とこのこと
私たちはなんとなくついて行く。
彼の家は白い壁で大きな階段が居間になっているような家。壁には小さな額がたくさんあった。 階段の脇に小さなプールがあって私とトビーがそこでいちゃつくが、トビーが相手をしてくれなくてまあ、人の家だしと思っているとさっきの男の奥さんのような人が来る。 黒っぽい髪のダークカラーのワンピース、南欧系の顔立ちの人が自分はハワードのエックスワイフだという。 今彼には新しい恋人がいるのだと・
そんな話をしていると彼が他の女性と腕組をして現れて私に耳打ちをした。「どうか、ちょっとの間彼女の話し相手になってくれないか?」私は同意して階段に腰掛け話を聞く。
客観的に考えると気まずいシチュエーションだけれども、雰囲気としては悪くないのは、何故かハワードはその元ワイフをとても気遣っているように思えたから。
それと、さきほど腕組みして連れられていた女性は茶に近いブロンド髪の痩せた感じの、ドイツ以北系の人で、私には魅力を感じなかったせいもある。
で、しばらく彼女の相手をしながら、トビーの居場所が気になってきたので場所を移動、プールの方に向かう。
そこでシーンがいきなり変わり日本。 どこかの街で、夜の公園かなにか、あるいはバーかイベント会場の出口あたり、人はたくさんいて、立ち話しに夢中。
私は自分の立ち話の輪の中にいたが隣の見知らぬグループの内容が耳に入る。
ハワードなんとかの話が耳に入った。そこで話に割って入る。「昨日ハワードの家に行ったよ」
「そのハワードってハワード・ロス?作家の?」私はそうだと答える。 実はハワード・ロスだかヒューズだかはっきり知らなかったが、彼の家はどう見ても作家の家っぽかったので、そうだと勝手に答えたのであった。
さて、その二人組は私の反応に驚きながらも歓迎ムードで話を聞きたがったので、昨夜の話をしたのだが、そうこうする内に彼女たちにひっぱられ、気がついたら小さな集会で演説をしていた。
人類は早晩確実に化石燃料を取り尽くす。シェールガスがどうだろうと、無尽蔵なはずはありえない。50年後だろうが200年後だろうが、今のような生活スタイルを維持する為にはエネルギーが必要だけれど、それは不可能で、代替えの自然エネルギーでは今のような消費量をまかなう事は難しいはず。 
しかしながら、それでも人類は楽しく暮らして行けるはずである。
昔は飛行機なんてものがあって、誰でも自由に世界を旅行できたなんて話しながら、自然の力から得た僅かな電力をたよりに、通信インフラを長く維持し続けることによって、世界のどこかで起こる技術革新や、文化や思想を共有することも可能だし、がんばれば馬や自転車での移動も、帆船での物資の輸送も可能だし、自然をことのほか破壊することもなくなるであろう。このように、私たちの未来は
現代人が言うところのいわゆる原始的な、ヒッピー的な生活スタイルに必然的に変わっているはずで、それはそれなりに許容できる生活である。と、これが良い方の未来予想。
悪い方の未来予想は、人類が核分裂に手を出してしまう事である。これは私たちの未来を豊かにするか、あるいは死に追いやるか、私にはわからないが、悪い予感がする。
予感だけで切り捨ててしまっては、この分野の科学者たちにたいへん失礼かもしれないが、ウラニウムはまだしも、プルトニウムを私たちが制御できるのかどうか、多いに疑問であるとともにとても悪い予感がする。資源の取り合いになり、世界は淘汰され必然的に大きな政府の元に人々が管理されるようになる。現在の生活レベルを維持したいがために平和を犠牲にするべきではないが、
とりわけ日本は、そちらのカードをとるような気がしてならない。
というような事を演説しているところで目が覚めた。